Denture
入れ歯
入れ歯について
入れ歯は、失った歯の機能を回復するための補綴物で、1本から全ての歯の欠損に対応可能です。当院では保険適用のものだけではなく、金属床義歯やノンクラスプデンチャーなども取り扱っております。入れ歯はインプラントやブリッジなどと比べると比較的短期間で治療が完了します。しかし、装着してすぐに使いこなせるわけではなく、最初は違和感や発音・咀嚼の難しさを感じることがあります。
もちろん徐々に慣れていきますが、痛みがある場合は調整が必要です。また使用するうちに、装置が合わなくなってくる場合も、遠慮なくご相談ください。
入れ歯の種類
保険適用の入れ歯(義歯)
歯肉に触れる部分がプラスチックで作られた保険診療の入れ歯です。ある程度の厚みが必要なため装着時の違和感や熱伝導の悪さがあります。一方で幅広い症例に対応していて、リーズナブルで壊れた際の修理も容易です。
保険適用外の義歯
金属床
歯ぐきなどの粘膜に触れる床部分が金属で作られた入れ歯です。レジンに比べて強度があり、保険の義歯と比較して薄く、違和感が少なく、熱が伝わりやすいため美味しく食事を楽しめます。
治療期間 | 4~5週(抜歯等の処置が必要な場合は期間が伸びます) |
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通院回数 | 5~6回 |
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Meritメリット
- 金属を土台に使うため、頑丈な義歯を作製でき、しっかり噛める。
- 金属から熱が伝わり、患者様が味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになる。
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できる。
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Demeritデメリット
- 金属アレルギーをお持ちの患者様は使用できない可能性がある。
- 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合がある。
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかる。
ノンクラスプデンチャー
バネ部分が金属ではなく、歯ぐきの色に近い歯科用の樹脂で作られた入れ歯で、金属のバネがなく自然で見た目のよい義歯です。また、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの患者様でも安心して使用できます。
治療期間 | 4~5週(抜歯等の処置が必要な場合は期間が伸びます) |
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通院回数 | 5~6回 |
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Meritメリット
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できる。
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない。
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Demeritデメリット
- 特殊な素材で作製するので、破損した際、次の装置が出来上がるまでお時間をいただく場合がある。
- 装置を固定するため、引っ掛ける歯がない方はご使用いただけない。
- 保険が適用できないため自費診療となる。
入れ歯の料金表
金属床 | 165,000~550,000円 (残存歯数、金属の種類により異なります) |
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ノンクラスプデンチャー | 70,000~120,000円 (歯数によって異なります) |
※掲載の料金は税込の金額です。